われ広島にありき
- カテゴリ: われ広島にありき
- 作成日: 2009/06/22 16:31:36
- 要約:
- ページ: 14
- 燃えている家のほうへ近づき , 人がいないか皆で確認し、上に上
がり , 柱にロープを縛りつけ , ロープを降ろしてまた引き倒しま す。これを繰り返し行ない , 火事のそばまで行って終わりとしま した。多くの材料が確保できたのです。 そのとき , 日赤病院にクリスチャンの女医さんが二人おられて ,
私たちの作業を見ながら , 二人心を合わせて「永遠を思う思いを した。
入れてください」と祈られていたことを 34 年後の集会で知りま
聖書のみことば 「神の御前で , また , 生きている人と死んだ人をさばかれるキリス ト・イエスの御前で , その現われとその御国を思って , 私はおご そかに命じます。みことばを宣べ伝えなさい。時が良くても悪く
てもしっかりやりなさい。 寛容を尽くし , 絶えず教えながら , 責め ,
戒め , また勧めなさい。 テモテ 4:1-2) 」 (II 「神のなさることは , すべて時にかなって美しい。神はまた , 人の わざを , 初めから終わりまで見きわめることができない。 」
心に永遠への思いを与えられた。しかし , 人は , 神が行われるみ (伝道者 3:11)
コンクリート造りの塀があり , それを越えて外にも来れないし , 話しかけることもできない状態で伝道することは困難であると思 います。しかし , 女医さんたちは , 私たちが特攻隊であることも
聞いていたのです。それで何とか永遠のことを考えるように祈り
をささげられ , 敗戦後 , クリスチャンの友人にも話されたのです。 死後はどうなるかと考えるなら , 聖書を読んで , 神さまの愛の呼 びかけに心から応答するべきです。
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永遠を思う思いは , 創造主の神さまが与えようとされています。
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